ぽっこり出たお腹。絶え間なく食べたくなる甘いもの。常に不安定なメンタル。
そんな自分を少しでも好きになりたかった。
私は食生活がずっと荒れていた。
いわゆる体に悪いものとされるジャンクフードやお菓子、菓子パンが本当に大好きで、疲れている日なんかは脳がそれを求めてマックに駆け込んだり、スーパーへ行ってはお惣菜や甘いもの、スナック菓子、カップ麺それらを買い込んで全部食べる・・・そんなことを日常的にしていた。朝は起きてすぐ辛ラーメン食べたり、カバンには常にお菓子が入っていた。今思うとひどいなぁと思う。
そんな食生活をしていて、もちろん頭や身体が元気!なはずもなく、いつもなんとなく体調がすぐれず、「未病」といった病院へ行くほどでもないがなんとなく体調が悪い、そんな感じの日々。お腹も弱く、よく腹を壊すのにそんなのお構いなしにストレスで爆食、そんな日々を長らく過ごしてきた。
私は、そんな食生活の割にぱっと見はそんなに身体に肉がつくタイプではなくただお腹が本当にぽっこり。身体もだし、特にメンタルの抑揚がひどくイライラしてチョコ、イライラしてチョコ、の繰り返し。何もないのに涙が出たり。なんとかしたいとは思っていた。でも、自分でもどうしていいのか分からなかったし、たいして食べたくもないお菓子にどうしても手が伸びてしまって惰性でダラダラ食べる自分に自己嫌悪。もういいや、今日も食べちゃったし変わらないや、みたいな気持ちでまた食べる。
酷い日はマックを食べてから帰ってうどんを作って食べてその後またアイス、お菓子。みたいな感じ。
本当に辞めたくても辞められなかった。甘いものとかそうやって休日に食べるものを買い込んで食べることが当時の私の最大のストレス発散だったのもある。食べたくなるかもしれないから買っておかなきゃとまで思っていた。
そんな人生を送ってきた私がなぜ砂糖、小麦抜きをやってみようと思ったのか。
私は本を読むのが割と好きで。ブックオフとか好きなんですね。ふら〜っと立ち寄って面白い本とかを漁るのが趣味なんですが、そんな惰性の私にもたまにやってくる「変わりたい」という思いが強い時期で。
その時に食生活の本、粗食についての本、添加物の本、外食のことや油のことが書いてある本、スイッチが入ってたくさん買って読み漁ったのがきっかけ。(たくさん買っても1冊100円とかなので嬉しい。)色々見つけてはそれらを読むのが面白くて面白くてたまらなく。なんだか夢中になったんですね。あんまり趣味もない私が、なんかすごく面白くて。そこから、色々調べたり本を読む日が続いて、
自分の今までの食事が不調やメンタル不安の大部分の原因なのかもと思い始めて。いわば当たり前のことなんですがそもそも私が好んでいたジャンクフードやお菓子には当たり前だけれど「栄養」がないわけで。身体に栄養がないから、もっと欲しくなり、すぐお腹がすく。
知っていたようで知らなかったことを色々な本から学び、読んでもう楽しくて。
それで食事改善してみようと思い今年に入ってから気持ちを新しくゆるく始めてみて2週間。いやまだ2週間なのでここからなんですが、体調いい。肌荒れ減ってきた。お腹がへっ込んできた。(まだまだ出てるけど)イライラしない。疲れにくい。疲れにくいことをもっとも感じています。身体が元気。
私は絶対に何があっても食べない!とすると確実にそのルールがストレスとなる性格なので、たとえば職場にいただいた差し入れとかでこれは自分がしっかり食べたい。と思うものに関しては食べたし、夫が作ってくれる夜ご飯とかの中の調味料とかまではきちんと抜いてはいない砂糖と小麦粉抜きをしているので、厳密に摂取がゼロ、という抜き方ではないですが効果は2週間でも感じている。
後、強迫症の症状が少し改善された感じがします。砂糖と小麦を抜いていることが自分への肯定になり少し自信がふと湧く。いつも気になって仕方がない自分が最後に家を出るという日もあれ、なんかいつもよりサッと脳が楽に切り替えられてるかも・・・と感じる。その「かも」が自分への励ましになる。
身体って面白いです。長くなるのでまた次回へ。