この記事では、未経験から歯科助手を始めた私が入ったばかりの頃に
疑問に思っていたことをQ&A形式でまとめてみました。
未経験でスタートした方・・・本当に日々大変ですよね。
私も不安でいっぱいの毎日でした。
何か少しでも参考になれば嬉しく思います。
- 本当に1人で仕事が出来るようになるのか・・・私向いていないのでは?
-
こんな風に毎日思っていました。知識0のところからのスタートで〝未経験OK″とされて
入ったものの、もちろん右も左も分からず本当にどうしようと思いました。笑
最初は誰でも初心者だということを頭では分かっていても、すでに周りの人が出来ている状況に
当時の私は不安になりました。特に未経験だとパンクしますよね・・・。
でも、いま奮闘中の人のあなたにきっと大丈夫と伝えたいです。
一つずつ一つずつ出来ることを増やしていったら大丈夫。
例えば、昨日これを教えてもらったらそれは出来るように自分のメモを見たらすぐ分かるように
まとめておいたり、、アシストだけでなく、医院の片付けなども自分が分かることをこれやります!と明るく率先してやることを意識していました。
よく何をしたらいいか分からずうじうじ…となりがちですよね。恥ずかしいから、声が小さい…
とかよりも絶対明るくハキハキしていたほうが〝気持ちのいい人″だと思います。^ ^
あと、分からないことはちゃんと質問することを意識していました。
本当に大変な気持ちはよーーーく分かります。( ; ; )
とりあえず3か月取り組んでみてください!そうすると、本当に少しずつ自分に余裕が
出てきてあれ、出来るようになってる!が増えてくるのが分かります。
そうすると、私の場合は少しずつ楽しくなった覚えがあります。 - 先生に声が小さくて(または早口)聞き取れないし、字が読めなくて困っている
-
初めの頃、こういった悩みもありました。
こればかりは慣れるしかないと思っています。
でも、この悩みは自分だけ?思わず皆通る道だと思ってくださいね。
これぞ歯科助手あるあるな気がします。
私は先輩にどうしていたか相談したり、こっそり聞いたりしていました。
あんなに聞こえず読めなかったのにずっとアシストについていると慣れるって不思議で
聞こえるし読めるようになるし、次に何をするとか何を使うだろうとかが分かるようになります。
私の場合は、初めの頃何かを言われて聞こえず分からなかった時、後ろに先輩が補助についていた頃は
聞いたりしていましたが、1人しかアシストがおらず自分が聞こえなかったら困る時は、素直に
「もう一度よろしいですか?」と聞いてました。アシストにつく際に最も大切なのは先生と助手のコミュニケーションだと思います。
この治療の時はあれを使うことが多いな・・・そしたら次はすぐに出せるように準備しておこうとか
今は何に使うのか全部がわからなくても、ついていたら必ず分かるようになれます。
私も、何度も何度も○○がないと言われてきました。
なんで超音波チップを使うのか?なんで咬合紙が必要なのか?
それらをさらっと準備出来る先輩を見て、本当にすごいなこうなりたいでもなれるのか?と
本気で思って思っていましたが、なれました。
初めの頃は、必死すぎて分からなすぎるんですが、ある時ふっと分かる時がきます。きっと大丈夫。
自分のペースで、先生とコミュニケーションを取りながらやっていけば
大丈夫です。 - 人間関係が微妙・・・やっていけるか不安
-
〝歯医者って怖い人がいるイメージ″そんな話をどこかで聞いたからか
不安に思いながら面接を受けたことを覚えています。
人間関係は、本当に入ってみないと分からないですよね。
歯科業界に限らずだと思いますが、私自身何回か転職を経験しましたが、〝こんなものだ″と思うようにしています。
例えば、あからさまに意地悪してくる人がいるとかは別として
色々な人がいるので、全員の人間関係最高!みたいな職場はなかなかないですし、
意地悪言う人、影口ばかり言っている人、言い方がすごくきつい人・・・
色々います。
よく頭に入れているのは、職場は友達を作りにいっているわけではないということ。
こういう風に割り切ると私の場合はすごく楽でした。
もちろんコミュニケーションであったり、ある程度の付き合いをする、以外は
自分のやるべき仕事を一生懸命取り組むことを考えて、適度な距離感で接していたらいいのかなと思います。
距離が近くなりすぎて、仕事上で逆に意見を言いづらくなったり
注意も言いにくくなったり・・・した経験があるので、そこは気を付けています。- 覚えることがありすぎてどこから覚えたらいいの?
-
特に未経験からのスタートだと、最初はもちろん何も分からないので
歯科の覚えることの多さにびっくりしますよね。
私も、深針の名前すらもちろん分からなかったので、早く覚えなくちゃ!と
気を張りすぎてパンクして、もう行きたくない・・と思った過去があります。
今思えば、一気に覚えられるわけもなく周りも初心者にそんな期待なんて
していなかったと思うのですが、当時の私は必死でした。
なので、〝一気に覚えようとしないこと″を頭に入れておくといいと思います。
もちろん頑張ろう!と思うこともすごく大事なことなのですが
一気に覚えられたり、身につくことではもちろんないので気を張りすぎずに
教えてもらったことを一つずつ出来るように、少しずつ少しずつ
やっていくしかこればかりはないと思います。 - 石膏注ぎやアルジネート、どうやったらうまくなるのか?
-
これも最初の頃本当に悩んでました。
もちろん気泡が入ったらいけないものなので、いくら練習しても
本番で注ぐのが怖い時期がすごく長かったです。
何度も失敗して、注意されていたりしましたが
〝怖いけど、どんどんやること。何度もトライすること″を頭に入れていました。
一回失敗すると、次やるのって怖いじゃないですか。
でも、そこで他の人にやってもらったりしているとどんどんまたやるのが
怖くなってしまう。当たり前のことなんですが、どんどんやります!と
トライしていました。あとは、youtubeで〝石膏注ぎ″とか〝アルジネート″とか検索すると
結構医院さんがあげているものがあったりするのでそれをよく見て
イメトレしたりしていました。
注ぐ時に、そのyoutubeの中の先生になりきってみたり、自分が
尊敬できる先輩になりきりながら注いでみたり・・・。
結構効果があります。出来るぞ〜!という気持ちで頑張っていたら
自然と成功できる回数が多くなって気が付いたら何も思わず出来ていました。
- 覚えることがありすぎてどこから覚えたらいいの?
歯科助手は覚えることが多く、慣れるまでとても大変です。
〝初心者・新人″の期間は本当に大変だったなと思う一方で
その期間ってすごく貴重です。
何でも聞くことが出来て、分からないであろう自分でいられるからです。
歯科助手は大変だけれど、やりがいも多く楽しい仕事だと思っています。
無理しすぎず、自分のペースを大切にしてくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました!