〝タイムカードを押したのに本当に押されているかもう1度確認をする″
〝アポイントを取って、それがしっかり入っているか心配で何回も確認しちゃう″
強迫性障害がある私が歯科助手として働く1日の中で、どんなことが気になるのか?
この記事ではそんなことを書いております。
強迫性障害とは・・・?
実際にはありえないと分かっているはずなのに、その不安感に過度にとらわれてしまい
過剰と思うような行動を繰り返してしまうこと。
歯科助手としての1日 どんなことが気になる?
朝出勤する時や退勤する時、タイムカードを押しますよね。
しっかりと押したはずなのに「押せているよね・・・?なんかの拍子に押せてなかったりして・・」なんて
思い、何回も見ちゃう・・・そんなところから1日がスタートします。
必要以上に気になる
受付業務で、アポイントを取ったときに日付や時間帯が合っているかどうか・・・が
気になります。
診察券に書き写す時・・・間違って書いたら大変!という気持ちからなのですが
特に受付業務は、アポイントに加え、お会計もあるので神経を知らぬうちにはってしまっていて
1日の終わりにはヘトヘトなことも多いです。( ; ; )
蓋がちゃんとしまっているかが気になる
歯科のものって、本当に細いものが多いじゃないですか?
やはりある程度の人数で仕事をしていると、◯◯がないとなることも0ではないですよね。
その自分が使ったものだったりを、絶対にそこにしまったって分かっているのに、
気になって何度も確認しちゃうのです。
薬液や、セメントの蓋ももしかして空いていたら次使う人が大変なことに・・・とか
考えてぎゅっと強く締め、逆さまにしてもれないか、とか確認したりしています。
ゴミ箱に入ったかどうか気になる
歯科業務でも、メスや縫合糸を使う場合もありますよね。
そういった危ないものを捨てる時、もちろんとても気をつけながら破棄します。
普通のゴミを捨てる時(例えば、紙コップとかエプロンとか)は何にも気にせず
ゴミ箱に捨てられるのに、危ないものを捨てるときになると・・もし入ってなくて落ちてしまってだれかの手が怪我しちゃったりしたらどうしよう・・・なんて思いゴミ箱に入っているのを何回も確認しちゃうみたいなことが日常です。
人によって気になることは違う
もちろん人によって、気になることやものは違うと思いますが、私の場合はこんな感じ。
こういった〝気になること″を周りに分からぬように確認したりしています。
〝大丈夫だよ〜!″と思われたくないし、理解されないと思っているからですね。(^_^;)
でも、もし少しでも似てる・・!と思ったあなたには自分だけじゃないんだと
知ってもらえたら嬉しいなと思います。
私は近しい人が同じような症状があったりして、共感してもらえる人がいると思うと
それだけで何だか救われたような気持ちになるし、自分だけじゃなと思うと心強いです。
強迫がない人にとってはきっとあまり分からないでしょうし、それはこれに限った
話でなく、違うことで悩んでいる方もそうだと思いますしね。( ´ ▽ ` )
付き合い方も人ぞれぞれ
この症状の始まりは、私の場合ある時から窓の鍵がちゃんとしまっているかな・・・そうじゃないと
誰か入って来ちゃう!とかコンロの火が消えているか、とかそういうことが気になり始めました。
当時は〝強迫性障害″という言葉も知らなかったですし
毎日そういう自分との付き合いにヘトヘトになることもしばしば。
私は今は病院に通ってはいません。薬も飲んでいないです。
症状が重い人、軽い人、治療している人、していない人
それぞれ自身の思いがありますよね。
付き合い方も人それぞれだと思います。
同じように感じながら仕事をしている人がいるんだなと
知るだけでも、安心しますよね♩
強迫性障害と仕事の付き合い方
色んなところにアンテナを張っている状態が1日続く仕事の日は
やっぱり疲れますよね。
気になる⇨確認⇨安心 の繰り返しをずっとしている感じ。
でも、このおかげで仕事のミスはほとんどない方かと思います。笑
強迫を味方につけているなって思う瞬間でもあります。
休めるときはきちんと休むこと。充電が切れたように休むこともあります。
1番自分を大切にできるのはあなた自身です( T_T)\(^-^ )
まとめ
今回は、強迫性障害のある歯科助手がどんなことが気になっているのかを
書いてみました。
もし同じような人がいて、少しでも共感してもらえたりしたらいいなと思います。
気になって確認しすぎることもありますが、〝まぁいっか″と思えるところは
考えすぎないように意識したりもしています。
あまり無理しすぎず、今日も頑張ったー!と自分を褒めてあげましょう( ^∀^)
最後まで読んでいただきありがとうございました!