歯科助手を始めたばかりの頃のこと

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仕事の日の朝。 よし起きるかと気合を入れて起きて洗面所に向かい

歯を磨いて顔を洗うと目が覚める。犬の散歩へ行きたいのにまだ日が登っていなくて

暑くて散歩に行けない悩みから暗くて行けない悩みへ変わってきた。

歯科助手の仕事を始めて8年くらい経つ。

起きるのが嫌だなぁもっと寝ていたいなぁとか思ったりすることはあっても前みたいに「仕事に行きたくない」と思うことは無くなった。

最初の頃あんなにも行きたくなかった歯医者なのに慣れてきたのだろうか。

最初の頃は電車に乗るのも嫌で、あぁこのままどっか行っちゃおうか!とかよぎったことも何度もあったな。笑


入って1〜2年の頃は兎にも角にも必死でとにかく仕事を覚えることに必死だったし覚えても覚えても、分からないことは減らず毎日悲鳴だった。本当に頭がパンクとはこのこと。

器具の名前も、アシストの順番も、先生が何いっているかも、ぜーんぶ分からなかった。
必死でメモして聞いて、実践して。この繰り返しだった。

へっとへとになり帰宅して。たかが歯科助手だけれど、助手って医師とか衛生士とかに負け劣らない仕事だと思っている。

早く覚えて独り立ちしたい!がモチベーションだった。あとはもう辞めたとしても他にやりたいこともなかったし、お金は生活していくために必要だったし。

2年くらい経ってもちろん全部じゃないけれどなんとなく、もう人に聞かなくても基本的に困ることはない、という状態になってからのほうがなんかモチベーションを失ったことがった。

今までは覚えることに必死だったけれどこれからはなんのために頑張ればいいんだっけみたいな気持ちを先生に相談したことをよく思い出す。

アルジネートも全然上手く練れなくて何度もやり直しって言われたし、アルジネートすぐ固まるし、アシストも全然上手く出来なかった。先生の声も全然何いっているか分からなかった。

でも、新人の時がチャンスだ、という謎のモチベーションがあって今の時期に吸収せねば!みたいな使命感が強かった。

でもそのおかげで今があると思う。だけど、頑張りすぎてその辺から少しおかしくなりパンクして、メンタルクリニックに行ったことがあった。これはまた詳しく書きたい。

だから自分のキャパより無理はしないことってすごく大事なんだとも学んだ。
頑張ることや努力することすることはもちろん大切だけれど、それを超えると心も体もダメになってしまう。


社会人として誠実に挨拶は大きく、メモを取って、みたいな基本的なことを忠実に大切にしていた。

入ってからの何年かで結構な数入れ替わり、私が入った頃いた人は誰もいない。

歯医者ってこんなに人の入れ替わりが割とあることにもびっくりした。でも歯科医院ってたくさんあるから仕方ないらしい( ´Д`)y━・~~

でも、続けてきてよかったなって今は思うし0からの状態で今のこうして働けている自分に、今まで自分に対して全くなかった自信を少しだけ持てたことも歯科助手やっててよかったと思うことの一つ。

たったの8年だけどここまで長く仕事を続けたこともなかったんだよなぁ。今まではまぁ引っ越しとか嫌になって辞めてしまったりで数年で退職してきたからここまで長いのも始めて。


続けることで見えることがある、というのも本当だったと思う。

今日はここまでにします。

寒いのでみなさん暖かくお過ごしください。(`・ω・´)

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